私は専門学校へ行き
人生で一番勉強した時期を送った
そして
国家資格を取り
夢や希望を胸に働き出した
正社員で働くも
実家暮らしで
やっと生活出来るという給料
若さもあり
選んだ職場が悪かったんだと思い
半年で辞めた
次も同じ職種で働き出した
その職場は
朝から終電がなくなる程
働かされた為
車を買い
更に帰りが遅くなり
待遇がさらに悪くなり
状況は
ますます悪化していった
ブラックな待遇の職場だったが
人間関係だけは良く
楽しかったので1年ちょっと働いたが
やはりこの状況では
続ける事が出来なかった
3件目も同業種で働き出したが
やはりほとんど
変わらない生活
この職業の人達は転々と
場所を変えて働くが
どこも同じような条件とのことを
情報交換し
知ることになる
朝から終電が無くなるまで
働いても
実家暮らしがやっとの給料では
この先
一人暮らしは厳しく
実家を出たいと思っていたが
この仕事では
無理ではないかと感じるようになった
資格取得に高い学費を
両親に出してもらい
国家資格もあるのに
辞めていいのだろうかと悩んだ
しかし
未来に可能性を
全く感じることが出来ず
辞めることにした
自分でやりたいと選んだ職業なのに
辞めることに
罪悪感と負い目
絶望感もあり
そんな自分がイヤだった
学生生活も合わせ
この6年間は何だったんだろう
と虚無感に襲われた
両親からは
毎日終電もなくなるほど働き
私の体を心配してくれていたので
辞めることに反対は全くされず
良かったと言ってくれた
人生には
夢をあきらめなければいけない時がある
夢や希望を持ってやっていた事が
事故やケガなどで
突然できなくなってしまう人もいる
その現実は
魂がその経験が必要だと
感じて起きた出来事ではないかと
思うようになった
自分には本来違う事に
使命があり
夢が絶たれた今
自分には一体何が出来るのか?
という気付きの為に
起きた出来事なのではないかと
絶望という感情を
体験する必要があったから
起きた出来事ではないのかと
すぐには
この現実を
受け止めることが出来ないと思う
それでいいんです
冷静になった時に
情を断ち切り次へ進む
ありのままの自分で
今
何が出来るのかを
考えて動き出せばいいんです
それこそが
実は人生のチャンスなのかもしれない
と言う事
20年以上もの間
何をやったらいいか分からず
私はその後
手当たり次第
損得勘定なしに
転職ばかり繰り返してきた
今このメッセージを
伝える事が出来るのは
思い起こすと
犠牲にしたと思った出来事
この経験があったからこそだと思う
人生には無駄はないんです
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